freee開業 vs マネーフォワード クラウド開業届【2026】|開業届はどっちで出す?
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開業届の作成サービスを比べ始めると、たいてい数十分溶かして「どっちも無料で、どっちも最短5分か」というところに戻ってきます。実際そのとおりです。料金にも所要時間にも差はありません。差が出るのは2点だけ——電子提出にマイナンバーカード以外のものが要るかどうかと、開業後に使う会計ソフトが何になるか。ここだけ押さえれば選べます。
結論
開業後に使う会計ソフトに合わせる。これが唯一の判断基準です。
- マネーフォワード クラウド確定申告を使う予定 → マネーフォワード クラウド開業届
- freee会計を使う予定 → freee開業
- まだ決めていない → 電子提出の手数が少ないfreee開業でも困らない
開業届の提出は一度きりです。ここで悩む時間を、会計ソフト選びに回したほうが得です。
結論:状況別の早見表
| あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
| 開業後はマネーフォワード クラウド確定申告を使う | マネーフォワード クラウド開業届 |
| 開業後はfreee会計を使う | freee開業 |
| 会計ソフトは未定・とりあえず開業届だけ出したい | freee開業 |
| マイナンバーカードがまだ手元にない | どちらでも同じ(印刷して郵送・持参) |
| 家計簿アプリのマネーフォワード MEを既に使っている | マネーフォワード クラウド開業届 |
比較表:開業時に効く差だけ
| 項目 | freee開業 | マネーフォワード クラウド開業届 |
|---|---|---|
| 利用料金 | 0円 | 0円 |
| 書類作成の所要時間 | 最短5分(公式表記) | 最短5分(公式表記) |
| 作成できる書類 | 開業届・青色申告承認申請書ほか | 開業届・青色申告承認申請書ほか |
| スマホでの作成 | ○ | ○ |
| 電子提出に必要なもの | マイナンバーカード | マイナンバーカード+マネーフォワード クラウド確定申告アプリ |
| 印刷して郵送・持参 | ○ | ○ |
| 開業後につながる会計ソフト | freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 |
(2026年9月時点、各社公式サイトの記載より)
唯一の実務差:電子提出に何が要るか
両者で明確に違うのはここだけです。
- freee開業:オンライン提出に必要なのはマイナンバーカードだけ。freee開業のなかで作成から提出まで完結します。
- マネーフォワード クラウド開業届:オンライン提出にはマネーフォワード クラウド確定申告アプリとマイナンバーカードが必要、と公式に注記されています。
つまりマネーフォワード側は、電子提出まで進む時点で確定申告側のアプリを入れることになります。開業後もマネーフォワードで申告するなら、これは二度手間ではなく前倒しです。逆に会計ソフトを別にするつもりなら、余計な1ステップになります。
freee開業が向いている人
- 開業後にfreee会計を使う予定:開業時に入力した屋号・事業内容・住所がそのまま会計側に入り、初期設定をやり直さずに済みます。
- 会計ソフトをまだ決めていない:電子提出に必要なのがマイナンバーカードだけなので、開業届だけを先に片付けられます。
- ◯✕形式の入力が好み:freeeは会計側も含めて「質問に答えると書類ができる」設計で一貫しています。
会計ソフト未定でもOK ★★★★★ 4.5
利用料金0円。開業届・青色申告承認申請書をガイドに沿って作成し、そのままオンライン提出まで完結できます。必要なのはマイナンバーカードのみ。
\電子提出はマイナンバーカードだけ/
freee開業を見るマネーフォワード クラウド開業届が向いている人
- 開業後にマネーフォワード クラウド確定申告を使う予定:電子提出で入れるアプリがそのまま申告用のアプリです。無駄がありません。
- 家計簿のマネーフォワード MEを既に使っている:口座・カードの連携先が同じ思想で、事業用口座を足す感覚で移行できます。
- 銀行・カードの自動取得を重視:マネーフォワードは連携できる金融機関の広さが強みで、開業後の記帳の手間がそのまま変わります。
★★★★★ 4.5
利用料金0円。最短5分・3ステップで開業届と青色申告承認申請書を作成できます。開業後にマネーフォワード クラウド確定申告を使うなら、入力が一度で済むぶん有利。
\開業届も青色申告承認申請書も無料/
マネーフォワード クラウド開業届を見る料金の目安
| 項目 | freee開業 | マネーフォワード クラウド開業届 |
|---|---|---|
| サービス利用料 | 0円 | 0円 |
| 追加費用 | なし | なし |
| 実際にお金がかかる場所 | 開業後の会計ソフト | 開業後の会計ソフト |
開業届まわりで支払うお金はありません。費用比較が意味を持つのは会計ソフトの段階なので、そちらはひとり社長の会計ソフトおすすめ3選とfreee vs マネーフォワード クラウドで料金まで比較しています。
見落とすと損をする期限
第3の選択肢:弥生のかんたん開業届
無料で開業届を作れるツールは、弥生にもあります。ただしこの記事のテーマである「電子提出」だけは、弥生は担当していません。
弥生のかんたん開業届が作れるのは、開業届・青色申告承認申請書に加えて、給与支払事務所等の開設届出書、青色事業専従者給与に関する届出書、源泉所得税の納期の特例の申請書の5種類。作成できる書類の幅はむしろ広いほうです。しかし完成した書類は管轄の税務署へ郵送するか窓口へ持参する形になります。
つまり選び方はこうなります。
- 家から出ずに提出まで終わらせたい → freee開業 か マネーフォワード クラウド開業届(どちらも電子提出に対応)
- どうせ税務署に行く・郵送でいい → 3社のどれでも同じ。あとは開業後に使う会計ソフトで選ぶ
マイナンバーカードを持っていない人は、そもそも電子提出ができません。その場合は電子提出の有無で悩む意味がないので、会計ソフトの好みだけで決めて構いません。
★★★★☆ 4.0
登録も利用も無料。開業届と青色申告承認申請書に加えて、専従者給与や源泉所得税の特例まで5種類の書類を作成できます。提出は郵送または窓口持参です。
\作れる届出書の種類は3社で最多/
弥生のかんたん開業届を見る失敗しない進め方(順序)
- 開業後に使う会計ソフトを先に決める(ここが実質の選択)
- 決めた会社の開業サービスで、開業届と青色申告承認申請書を同時に作成する
- マイナンバーカードがあればオンライン提出、なければ印刷して税務署へ郵送・持参
- 提出控えを保存する(屋号付き口座の開設や創業融資の申込みで求められます)
順序を逆にして「開業届を先に出してから会計ソフトを選ぶ」でも手続き上は問題ありません。ただし事業情報の入力が2回になるだけなので、先に決められるなら決めたほうが早いです。
法人化を視野に入れているなら、個人で開業するか最初から会社にするかで手続きも費用も別物になります。設立側の費用はfreee会社設立 vs マネーフォワード クラウド会社設立にまとめました。
開業後の記帳から確定申告までの流れはfreeeで確定申告するやり方が具体的です。
どちらから始めるか
開業届を無料で作る(マネーフォワード)よくある質問
freee開業とマネーフォワード クラウド開業届、料金はどちらが安いですか?
どちらも0円です。開業届・青色申告承認申請書などの作成から提出まで、追加費用なしで使えます。料金で選ぶ理由はないので、開業後に使う会計ソフトで決めるのが合理的です。
結局どちらを選べばいいですか?
開業後にマネーフォワード クラウド確定申告を使う予定ならマネーフォワード クラウド開業届、freee会計を使う予定ならfreee開業です。開業届のデータがそのまま会計ソフト側に引き継がれ、入力を二度やらずに済みます。まだ決めていないなら、電子提出の手数が少ないfreee開業から触ってみて構いません。
スマホだけで開業届を提出できますか?
できます。どちらも書類作成はスマホ対応で、最短5分と案内されています。ただしオンライン提出(電子申告)にはマイナンバーカードが必要です。マネーフォワード側はさらにマネーフォワード クラウド確定申告アプリが必要になります。
マイナンバーカードがない場合はどうなりますか?
オンライン提出はできませんが、サービス自体は使えます。作成した書類を印刷して、税務署へ持参または郵送で提出します。カードの発行を待つ必要はありません。
開業届はいつまでに出すものですか?
事業の開始日から1か月以内が原則です。あわせて出す青色申告承認申請書は、開業日から2か月以内(その年の1月1日から1月15日までに開業した場合は3月15日まで)が期限で、こちらを逃すとその年は青色申告の65万円控除が使えません。実務上は開業届よりこちらの期限が重要です。
開業届を出すサービスと会計ソフトは、別々の会社でもいいですか?
問題ありません。開業届の提出は一度きりの手続きなので、別会社のサービスを使っても不利益はありません。ただし同じ会社で揃えると、開業時に入力した事業情報がそのまま会計ソフト側に入るぶん、初期設定が短くなります。